江原フィクサーターボくんのスペクタクルルーム

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利休にたずねよ 終盤にさしかかるまで、☆5つにしようと思っていた。
引き締まった文体、一席でその人物の人となりを浮き彫りにする構成、歴史上有名な人物が語る「茶の湯」観…、実に熟練の技…と思い読んでいたのだが、何か後半、秀吉の章が多過ぎて飽きてしまった。
後半でも「三毒の焔」や「白い手」などは良かったのだが。
利休の侘び寂びの底辺には、美(それの象徴が高麗の女人)に対する生々しい憧れ(執着)があったのでは…?ということが主題なのだろうが、いかんせんここに描かれる秀吉像が強烈過ぎて、読み終わると秀吉の本を読んだような気になる。
秀吉というのは、ことほど左様に強烈な個性の持ち主なのだから、こんなに頻繁に登場させない方がよかったのではないだろうか?
その秀吉像に対抗できる程、利休の人となりがくっきりと像を結ばなかったとも言えるのだが。
圧倒的な美は人を従わせるという「美至上主義」な利休に対し、茶席を人心掌握の道具として利用する秀吉や、茶道具に遣う金があるなら有為の者を召し抱えるのに遣うべきという黒田官兵衛など、様々な人物の「茶の湯」観が、最も興味を惹かれた部分。
表題になっている古田織部や家康以外に、石田三成なども登場してくる。
彼らの「茶の湯」観が、すなわち人となりを表している。

ゾンビランド [Blu-ray] 特段、なぜそうなったのかという説明もなく、世界中はゾンビだらけ、つまりゾンビランドになっている。
屈強な米兵が全滅して、引きこもりのゲームオタクが生き残るという設定からしてシャレがきいている。この映画で活躍する「人間」は、童貞オタクにテキサスおやじに詐欺師の女。見るからに社会不適格なダメ人間ばかりである。 しかもこれらのキャラ立てが巧みで、初見は「なんか嫌な奴」とマイナス感情を抱くように登場させ、その先入観を裏切るエピソードをちりばめていく心憎いつくり。映画がクライマックスを迎えるころには、観客はこのデコボコ集団に完全に感情移入し、心から応援することになります。

ナレーションをしているのは、コロンバスという「ヒキコモリ」系の青年。彼は、自分に「32」のルールを課することによって生き延びてきた。例示されるのは「10例」だけなんだけど、「ダブル・チェック」(ゾンビを撃つときは一発だけではなく、もう一発とどめをさす)とか、「トイレに注意」等、これがこの映画のユーモラスでクールなスタイルになっています。
そして、ゾンビを倒すことと、好物の「トゥインキー」(アメリカでは体に悪い食品として有名らしい)を見つけることを生きがいにしている無敵のゾンビキラー、タラハシー(ウッディ・ハレルソン)、詐欺師の姉妹、ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)の4人の生き残り人間が出会い、ゾンビがいないと噂されるロサンゼルス郊外のパシフィックランドに向かう、という変種ロードムービーともなっています。
彼らが、ハリウッドのマーレイ邸に忍び込むくだりは最高で、御大ビル・マーレイがおかしさの中にも哀愁を放っていて、悲しいくらいにおかしい。(笑) 

最後にトリビアを一つ。
本作は、エンドロール後にオマケ映像があります。ここでウディ・ハレルソンがビル・マーレイに言ってくれるように頼む台詞は、喜劇映画「キャディーシャック」(1980年)のなかでビル・マーレイが言ってバカ受けした台詞です。

姉、ちゃんとしようよっ! ブルーレイ完全版 リニューアルモザイク [Blu-ray] テレビが古いので、ブルーレイの恩恵は受けられませんでしたが、最新型のテレビとか持ってる方なら、楽しめるのかな?


かなり高価なので、オススメはできません。



原作も知らないで購入しましたが、背高いお姉さんが可愛くて可愛くてw


アニメとしては容量が多いと思うんで、飽きないとは思います。

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